同じ天理教でも知り合いじゃないよ、という話です。

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天理教の教会同士、近所であっても知り合いじゃないことがあります。

外の人からすると、ちょっと不思議かもしれませんね。

今回は、その理由を説明していきます。

 


 

天理教の中では、こんな会話をすることがあります。

 

「今日は直属月次祭です」

 

知らない人にとっては、なんのことかわかりませんよね。

 


 

「月次祭」は「つきなみさい」と読みます。

天理教用語というより、神道で使われる言葉です。

意味は、毎月定期的に行われる祭礼のことです。

 


 

「直属」は「ちょくぞく」と普通に読みます。

これには天理教の独特の意味があります。

 

天理教の聖地は「奈良県天理市」にあって「おぢば」と呼んでいます。

 

その「おぢば」には天理教全体を取りまとめる組織があります。

これを「教会本部」と呼んでいます。

 

さて天理教の教会は全国に1万5千か所以上あります。

うちもその中の一つです。

 

でも、ここの教会つまり「東王子分教会」と、全体を取りまとめている「教会本部」は直接つながっているわけではないんです。

 

あいだに、いくつかの教会があるんです。

 

直接つながっている教会の数は、だいたい200か所くらいです。

この「教会本部」と直接つながっている教会のことを「直属」と呼んでいます。

 


 

ちなみに、ここの教会「東王子分教会」は「牛込大教会」という直属の傘下にいます。

 

余談ですけど「牛込大教会」は山手線の高田馬場駅のホームから見ることができます。

見たことがあるという人もいるんじゃないでしょうか。

※タイトル画像は直属の牛込大教会です。

 

つまり

 

教会本部(天理市)
 ┗ 牛込大教会(新宿区) ← 直属
  ┗ 東王子分教会(足立区) ← ウチ

 

というふうになっています。

 

ところが、ややこしいことに「牛込大教会」と「東王子分教会」の間にもう1つ「滝野川分教会」という教会があります

 

教会本部(天理市)
 ┗ 牛込大教会(新宿区)
  ┗滝野川分教会(蕨市) ← ココ
   ┗ 東王子分教会(足立区)

 

というふうになっています。

 


 

なんでこんな階層的になっているかというと、

 

まずその昔「牛込大教会の信者さん」が布教した結果、天理教を信仰する人がたくさんできた。

 

そこで布教した牛込大教会の信者さんと新しい信者さんたちで、新しい教会を作った。

これが滝野川分教会

 

 

今度は「滝野川分教会の信者さん」が布教した結果、またまた天理教を信仰する人がたくさんできた。

 

そこで布教した滝野川分教会の信者さんと新しい信者さんたちで、また新しい教会を作った。

これが東王子分教会

 

こんなふうになってたんです。

 


 

足立区には天理教の教会が50カ所以上あります。

でも、直属が違うと、ちょっと疎遠になります。

 

だから「どこどこで教会を見たよ」と言われても、「ふ~ん」というしかないことがあります。

 

ちなみに、もし誰かに「じつは天理教なんだ」とカミングアウトされることがあったら「直属はどこ?」って聞いてあげてください。

あなたが天理教を信仰していなくても、間違いなく同じ天理教の仲間だと思ってもらえます。

 

今日のひとこと

 

組織と信仰は関係ありません