天理教の世界観について、という話です。

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最近は神社や仏教についての話が多かったので、たまには天理教について話をしてみますね。

今回は天理教の世界観についてです。

天理教の世界観、それは「陽気ぐらし」という言葉で表されます。

 


 

宗教は必ずと言っていいほど、世界の成り立ちや、死んだ後の世界について説いています。

むしろ世界の成り立ちや、死んだ後の世界について説いてなければ、それは、倫理や道徳、哲学といったものになるでしょう。

 

つまり、世界の成り立ちや、死んだ後の世界を説くことで

宗教としての世界観だったり、死生観を伝えることができるようになるのです。

 


 

天理教の世界観は「陽気ぐらしを実現する世界」です。

「陽気ぐらし」とは言葉のイメージ通り、みんなが明るく助け合って生きることです。

 

では、なぜ天理教の世界観は「陽気ぐらしを実現する世界」なのでしょうか。

 


 

これは、神様が人間世界を作り出した理由が関係しています。

ちなみに、天理教は、人間を作り出した神様の存在を信じる教えです。

 


 

神様が人間のいる世界を作り出したので、それより前に人間は存在していないことになっています。

 

つまり神様はいるけど、人間は誰一人いない世界です。

その世界を天理教では「どろ海の世界」と呼んでいます。

 


 

なんかちょっと堅苦しいですね。

わかりやすく、もう少しぶちゃけていきましょう。

 


 

どろ海の世界を見た神様は、なんかつまんないな、と。

ちょっと人間でも作って、それが「陽気ぐらし」するの見てたら、ちょっと楽しくないかな?

 

で、作ってみたら、とりあえずなんかちっちゃいのがいっぱいできた。

 

何度もいろんなものに生まれ変わりさせながら、なんかかんか世話して、ようやく人間らしくなってきた。

そのあいだに、海や山、天と地も用意した。

 

さらにそのあと、何千年もかけて、人間に知恵と文字を教えた。

 


 

ようやく人間も賢くなってきたので、そろそろ「陽気ぐらし」が見られるかなと思ったら、

助け合いどころか、なんだか自分勝手に好き放題やってる。

 

神様としては時期的にもちょうどいいころなので、人間世界に降りてきて

「ちょっとちょっと、人間世界を始めたのは『陽気ぐらし』を見たかったからだよ」

と言って、天理教が始まりました。

 

今から180年前、江戸時代の終わりのころのことです。

 


 

天理教の成り立ちはこんな感じです。

 

成り立ちのほうに話がそれましたが、

ようは、神様が人間世界を作った理由は、人間が「陽気ぐらし」をしているところを見て共に楽しみたいと思ったから、ということです。

 

だから、天理教を信仰している人たちは、神様が望んでいる「陽気ぐらし」の世界を実現させようとして、まぁ、いろんなことをしているわけです。

 

これが天理教の世界観が「陽気ぐらしを実現する」という理由です。

 


 

ちなみに天理教では神様のことを、人間を作り出した「親」としてみているので「親神様」と呼んでいます。

 

 

今日のひとこと

 

「陽気ぐらし」の天理教です。

 

 

天理教東王子分教会(足立区)