日本人の立派な宗教文化だよ、という話です。

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先月、地鎮祭の祭主をしてきました。

近所の家の建て替えだったのですが、その方は天理教の信者さんではありません。

知り合いということで頼まれました。

 


 

その方が建て替えをすることは聞いていたのですが、地鎮祭を頼まれることは全く想定していなかったんです。

天理教の信者さんでもありませんしね。

 

だから、電話で頼まれたときは軽く不意打ちを受けたような感じでした。

電話口で一瞬うろたえています。

 


 

さて地鎮祭では最後に祭主として2~3分のあいさつをします。

 

今回は、施主さんをはじめ参加している家族の方も含めて、天理教の信者はいません。

なので、天理教の用語を使って話をするわけにいきません。

極力、特別な用語を使わずに話をする必要があります。

 

そこで、天理教の教会長というより、宗教者として思うところを話してみました。

今回は、その時の内容がベースになっています。

 

では本題です。

 


 

日本人は、世間的に無宗教と言われています。

 

しかしそれは特定の宗教に入ってないというだけで、宗教心は大いにあると思っています。

なぜなら、生活に根差した宗教行事が多くあるということが、その理由です。

 

例えば今回の「地鎮祭」もそうですが、「初詣」や「七五三」、

「クリスマス」に「キリスト教式の結婚式」と言ったものも含まれます。

他にも、節分、お彼岸、盆踊り、お神輿、除夜の鐘

さらには、その地域固有の宗教行事もあるでしょう。

数えればきりがありません。

 

日本人はこのように様々な宗教行事を生活習慣の中に取り入れています。

言い方を変えれば、いろいろな宗教行事を受け入れる文化がある、ということです。

 

世界をみれば、宗教が争いの原因になっている地域はいくつもあります。

そのような世界にあって、宗教行事を受け入れられる文化は、世界に誇れる文化ではないでしょうか。

 

この先、近くのお寺や神社に参拝したとき、またはお神輿を担いだりといった宗教行事に参加したときには、

ぜひ、その世界に誇れる日本の宗教文化を意識してみてください。

 

そうすることで、その宗教行事をより深く味わうことができると思います。

 

 

今日のひとこと

 

来年の初詣はにぎやかにできるといいですね。

 

 

天理教東王子分教会(足立区)