坊主丸儲け、という話...じゃないです。

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宗教的理由で出すお金のことを、仏教では「お布施」、キリスト教では「献金」と言います。(たぶん)

天理教では「お供え」と呼んでいます。

 

 


 

宗教者は、みなさんから出していただいた「お供え」や「お布施」で生活しています。

ところが「宗教離れ」の影響で、その収入だけでやっていけないところも増えてきました。

坊主丸儲けと言われていた時代は、すっかり過去のことになっています。

 

報道では、収入が300万円未満の宗教施設が4割もあると言われています。

収入が300万円未満だと、ひとり身ならなんとかなるかもしれませんが、家族を養うとなると、とても厳しい数字です。

 

「4割が年収300万円以下」お寺経営の厳しい現実 [PRESIDENT Online]

寺の4割が年収300万円以下!困窮寺院が「厚生年金」を駆け込み寺にすべき理由 [DIAMOND Online]

坊主丸儲け 現状 [Google検索]

 


 

そんな状況なので、兼業農家ならぬ、兼業宗教者が増えているのも事実です。

Googleで「兼業住職」や「兼業神主」で検索してみてください。 → 検索

いろんなページが出てきますよ。

 

私の周りにも働きながら天理教のことをやっている人が何人もいます。

そもそも私自身が兼業の教会長で、週に2~3日ほどシステムエンジニアとして働いています。

 


 

さて、せっかくなので、実際にどんなことにお金が必要なのか紹介します。

ここの教会の場合なので、ほかの天理教の教会や他の宗教とはもちろん違います。

 

全部で20畳あります。これを5年に一度表替えします。

1回で10万円くらいです。

 

障子

全部で12枚あります。

これは3年に一度張り替えています。

自分たちで張り替えれば、障子紙だけなので2万円くらいです。

人手や時間がない時は頼むこともあります。

その時は5万円くらいです。

 

襖(ふすま)

全部で5枚あります。10年一度くらいで張り替えます。

だいたい3万円くらいです。

 

円座

5枚あります。10年に一度くらいで交換します。

これも3万円くらいです。

 

御簾(みす)

30年くらいで交換します。

12枚あって、全部で50万円くらいかかります。

 

鳴り物

太鼓と摺り鉦を30年くらいで塗り替えます。

これも30万円くらいです。

 

冷蔵庫

神饌物を保存しておくように家庭用の大型冷蔵庫が2台あります。

1台、10年くらい持つので、5年ごとにどちらかが壊れて買い直しています。

 


 

じつは3年後かららいろいろ入れ替えが始まる予定です。

 

3年後:鳴り物の塗り替え

4年後:畳の表替え

5年後:障子・襖の張り替え

6年後:円座の交換

 

お願いだから、この間に冷蔵庫が壊れないように祈っています。

 

 

今日のひとこと

 

御供は賽銭箱にお願いします

 

 

天理教東王子分教会(足立区)