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戦争と祈り

 

ウクライナで戦争が続いています。

一日も早く争いが終わり、ウクライナに平和が戻ることを祈ります。

 

その一方で自分に無力感も感じます。

とくに私たちが行う『宗教の祈り』に対して、無力感を感じてなりません。

 


 

「進撃の巨人」を知っていますか?

その主題歌「紅蓮の弓矢」にこんな歌詞があります。

 

祈ったところで何も変わらない

いまを変えるのは戦う覚悟だ

 

本当にその通りです。

祈ったところで何も変わらないと思います。

何かを変える可能性があるとしたら、戦う覚悟を決めた現地ウクライナの人たちでしょう。

 

こんなとき、遠く離れた宗教者は、いったい何をすればよいのでしょうか。

 

天理教は「陽気ぐらし」を説く教えです。

どうやったら、みんなが助け合って明るい世の中ににすることができるんでしょうか。

 


 

2人の宗教者の言葉を紹介します。

 

まずは仏教学者です。

 

太平洋戦争後に活躍された仏教学者に鈴木大拙さんという方がいます。

禅の思想を世界に広めらた素晴らしい方です。

Wikipedia

 

その鈴木大拙さんの著書のなかに「ほんとうの祈り」という言葉があります。

 

ほんとうの祈りというものは、叶うても、叶わんでも、

むしろ叶わんということを知りつつ、

祈らずにおられんから祈るというのがほんとうの祈り

 

 

目的があって祈るんじゃないんです。

私たちは祈らずにおられんから祈るんです。

 

 

本当の祈り.jpg

 


 


 

次にキリスト教の修道士です。

 

有名なマザー・テレサさんです。

 

マザー・テレサさんは、1979年にノーベル平和賞を受賞しています。

その受賞のインタビューの時に、こんな質問を受けました。

 

「世界平和のために、私たちはどんなことをしたらいいですか?」

 

そのときのマザー・テレサさんの答えです。

 

「家に帰って、家族を大切にしてあげてください。」

(Go home and love your family.)

 

 

家族を大切にすることが世界平和につながるんです。

 

 



 

『ほんとうの祈り』と『家族を大切にすること』

 

この2つは、今を変えることはできないかもしれません。

 

でも、未来を変えることはできると思います。

 

未来を戦争のない平和な世の中に変えられると思います。

 

こういう時だからこそ、遠く離れた宗教者は、祈り、そして家族を大切にすることを説いていくのです。

 

きっとそれが今の私たちにできることなのでしょう。

 

 


 

 

一日も早くウクライナの皆さんに平和が戻るよう祈ります

 

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天理教東王子分教会(足立区)