新型コロナに感染した場合(追記:2/18)
家族1名に新型コロナの陽性者が出ました。
2月15日(火)現在、快方に向かいつつも、自宅療養を続けています。
うちで陽性者が発症する前に、偶然にも療養中の2家族、療養が終わった1家族から話を聞いていたので、あわてることなく療養・隔離期間に入ることができました。
で、思ったんです。
この情報って、みんなの役に立つんじゃないかって。
そこで、3家族のかたに了解を得てブログにまとめたので、皆さんの参考になれば幸いです。
なお、この情報は令和4年2月15日現在、足立区内のものです。
まずはPCR検査 とにかく受診
PCR検査にたどり着くまで、まず第一段階の苦労があります。
保健所に連絡しても、電話に出てもらえません。
うちは、このことを事前に教えてもらっていたので、焦らずに済みました。
本当に助かりました。とにかく、ここが一番重要です。
発熱外来も予約が取れません。
かかりつけの大きい病院に診察を頼んだところ、発熱外来を受診してからと言われました。
しかし、9時から予約開始が、わずか5分で終了したそうです。
休日の場合、休日応急診療所がありますが...
足立区内には、4か所の休日応急診療所がありますが、ここでは「検査を受けたほうがいいか」しか教えてもらえません。
検査してくれるところを紹介されますが、検査結果が分かるまで2~3日かかると言われました。
かかりつけのクリニックで検査できた人がいます。
かかりつけのクリニックに相談した人もいます。
抗原検査だったのですぐに陽性が判明し、一緒にいた家族も同時に検査してもらえたうえ、薬も処方されたそうです。
かかりつけ医がいる方は、事前に検査をしてもらえるか確認しておくと良さそうです。
うちは環七沿いにある成仁病院で検査を受けました。
成仁病院のPCR検査はWebで予約できます。
無料ではありませんが、発熱がある、濃厚接触の可能性がある場合、保険適用されます。
土日もやっています。
午前中の検査なら当日夕方以降、午後なら翌日に結果が分かります。
北千住にも検査をしてくれるところがありますが...
成仁病院より予約が取りにくそうです。
また、発熱がある場合は断る場合があると記載されています。
https://covid-kensa.com/tdu.html
(2022/2/16 追記)
保健所に連絡してみました
濃厚接触者が発熱したので、さすがに保健所(発熱電話相談センター)に連絡してみました。
(運よく?)5~6回目でつながりました。
結果、濃厚接触者でも検査してくれる病院を紹介されたのですが、それだけです。
なので、保健所よりも、まずはかかりつけ医に連絡して、濃厚接触者でも検査してもらえるか、確認したほうが良さそうです。
同居の家族の検査
同居家族の検査については、いろんなパターンがありました。
かかりつけのクリニックで、一緒にいた家族も同時に検査してもらえた人もいます。
別の人は、家族の陽性が判明したあと、自分たちの検査に行く余裕がなかったので、東京都の抗原検査キットを申し込んだそうです。
うちは家族の陽性が判明した後に、改めて成仁病院へ自分たちの検査に行きました。
(2022/2/19 追記)
後日、発熱した濃厚接触者は、PCR検査っで一度陰性の結果が出ていました。
検査は1名が判明した翌日に行っていますが、タイミングが早すぎた可能性があります。
急いで陰性を確認する必要がなければ、数日待ってから確認してたほうが良いかもしれません。
発熱の期間
子どもの場合、最短で、半日という子もいましたが、2~3日程度が多い印象です。
ワクチン接種済みの大人の場合でも、3日程度のようです。
自宅療養の期間
現在、陽性者は、発熱後10日間です。
ただし、症状が7日以上続いた場合は、症状が治まってから3日間です。
【陽性者の自宅療養について】
https://www.city.adachi.tokyo.jp/kansensho/covid19_yousei.html
同居している濃厚接触者は、7日間です。
ただし、住居内の感染対策が必要です。
【住居内の感染対策とは】
- 日常生活を送る上で可能な範囲でのマスクの着用
- 手洗い、手指の消毒の実施
- 物資等の共有を避ける
- 消毒等の実施
※厳格に隔離等を行うことを求めるものではありません。
【濃厚接触者である同居家族等の待機期間】
https://www.city.adachi.tokyo.jp/kansensho/_covid19_noukousesshokusha.html
(2022/2/16 追記)
こちらのYouTubeが分かりやすいです。
https://www.youtube.com/watch?v=sA30uN-vBa8
サポートしてくれるところは
「フォローアップセンター」というところから連絡があります。
陽性判明後、2~3日で連絡が来ます。
ここで「パルスオキシメーター」の貸し出しや「食品の支援」をしてもらえます。
急ぎの場合は、下のページからも申し込むこともできるようです。
自宅療養サポートセンター(うちさぽ東京)
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/corona_portal/shien/uchisapo_tokyo.html
支援品はこんなのが届きます。
なかなか良い品ぞろえとのことです。
この他にも、レンチンできるご飯や、2リットルの水12本が入っています。
医薬品
薬は自宅に解熱剤があれば、それで足りそうです。
解熱剤が足りない場合は、オンライン診療が使えます。
オンライン診療を受ける場合、薬を届けてくれる薬局が必要です。
まずは、いつも使っている薬局が薬を届けてくれるか確認してから、オンライン診療してくれるクリニックを探すとよさそうです。
薬は、通常の解熱剤(カロナール)が処方されるようです。
足立区のオンライン診療
https://fdoc.jp/clinic/list/index/rgid/452/?telemedicine=1
(2022/2/18 追記)
濃厚接触者が発熱した場合
さすがに自宅にある薬では不足する事態になりました。
かかりつけ医に電話で相談したところ、解熱剤を処方してもらいました。
解熱剤は薬局の方がポストに入れてくれ、とても助かりました。
濃厚接触者が発熱した場合でも、診察に来ていいとも言っていただけたのですが、
ちょっとこちらの勘違いで電話対応を無理にお願いしてしまいました。
今振り返ると、診せに行ったほうがよかったような気がします。
(2022/2/18 追記)
パルスオキシメータについて
ネットで調べると93%を下回ると受診を進めているようです。
81歳の母も、94%まで下がり少し焦りましたが、マスクをしたままだったので
マスクを外してもらい、しばらくたってから再度測ると、97%まで戻っていました。
パルスオキシメータを使うときはマスクを外してからのほうが良さそうです。
療養期間の終了
現在、陽性者、濃厚接触者に対して、保健所から療養終了の連絡ははありません。
療養開始時にフォローアップセンター登録した陽性者には、療養最終日に下記のようなメールが届きます。
どのような場合か不明ですが、そもそもフォローアップセンターから登録メールが届かない場合もあるようです。
その時は保健所に確認するしかないのですが、結局は上で書いた「自宅療養の期間」のことを言われて、自主的に解除することになるそうです。
濃厚接触者には、特に連絡がなく自己判断のようです。
というか、濃厚接触者にまで手が回らないのが今の状態でしょう。
足立区のリンクをもう一度掲載しておきます。
【陽性者の自宅療養について】
https://www.city.adachi.tokyo.jp/kansensho/covid19_yousei.html
【濃厚接触者である同居家族等の待機期間】
https://www.city.adachi.tokyo.jp/kansensho/_covid19_noukousesshokusha.html
大変だったこと
家庭内感染
家族が順番に感染してしまい、3週間も隔離生活が続いた方がいます。
小さい子がいると、家庭内の感染を防ぐことは、なかなか難しいようです。
(2022/2/18 追記)
うちも発生しました。
地味にメンタルやられます。
隔離期間が延長されるので、東京都の支援物資やネットスーパーで食料品を確保しました。
食料品が届くと、すこし安心できます。
子どもが元気
子どもは発熱しても2~3日で治ります。
でもそこから、まだ1週間は隔離が続きます。
とにかく、遊ばせるのが、大変だそうです。
近所の目
集合住宅に住む方で陽性者がいることが近隣の人に分かってしまいました。
その後、陰性の家族も近隣の人から、あからさまに避けられることがあったそうです。
最後に
感染者数だけを見ると、ピークを越えたようにも見えますが、
保健所もフォローアップセンターも、まだ手一杯の状態です。
来月になれば、状況は違ってくるかもしれません。
今回は「保健所はつながらない」このことを知っていただけで、本当に助かりました。
すぐに、自分で情報を探そうと思えたからです。
もし知らなければ「保健所の指示」を得られないことに、きっとイライラしていたでしょう。
参考になる機会がないことが一番ですが、もしもの時は思い出してくださいね。
【足立区の相談フロー図】
各問い合わせ先の電話番号が下記のサイトにまとまっています。
必要に応じて確認してください。
https://www.city.adachi.tokyo.jp/kansensho/20200728zikan.html
(2022/2/18 追記)
嬉しかったこと・助かったこと
この情報を公開するにあたって、何人かからお気遣いのLINEを頂きました。
本当にありがとうございます。
その多くの方が「必要なものがあれば届けるよ」と言っていただいています。
もちろんうれしかったのですが、そのことよりも、それを機会としたコミュニケーションが有難かったです。
事前にあった知識のお陰で、余裕をもって隔離期間に入ったとはいえ、
うっすらとですが、ずっとストレスを感じていました。
そんなとき、LINE上でコミュニケーションをとったり、電話で直接話すことは
すごく精神的に楽になりました。
もし、知り合いに濃厚接触者として隔離されている方がいたら、何かしら連絡を取ってみてください。
きっと、良い支えになると思います。
なお、濃厚接触者が生活必需品を購入するための最低限の外出も認められているようです。
(足立区)
https://www.city.adachi.tokyo.jp/kansensho/_covid19_noukousesshokusha.html
(練馬区)こちらのほうが分かりやすいです。
続報を書きました。