こんにちは。教会長の倉橋です。
教会では「会長さん」と呼んでくださいね🙏
「足るを知る」という言葉がありますね。
古代中国の思想家である老子の言葉で、原文には以下の様に書かれています。
現代語訳:
足るを知る者は富み、
(満足を知る者は富み、そのうえで努力して事を成そうとする者は志を持つ。)
でも自分の環境になにが足りてるかなんて、あんがい気づきにくいものです。
足りてないないものはすぐに見つけられても、足りているもののほうは意識しないと見つかりませんね。
「よかった探し」にも通じるかもしれません。
天理教の場合「水を飲めば水の味がする」という教えがあります。
天理教内では、めちゃくちゃメジャーなやつです。
水を飲んで、ちゃんと水の味がする。
もしくは、そもそも水が飲める。
それは、自分の身体が神からちゃんと生かされている証拠だというのです。
ちゃんと生かされている。
ある意味、究極の「足る」ですね。
天理教の教えには「足る」に気づくためのヒントがたくさんあります。
まず「足る」に気づき、そのうえで足るを知れば、きっと心が富む人生になっていくでしょう。
親神様が結構にお与え下されてある。
「水を飲めば水の味がする」に続く言葉です。
教祖が天理教を始めたころ、教祖自身が困窮の中で言われた言葉とされています。
読んで、その通りの意味です。
神様が生きる上では十分に与えてくれているという意味です。