日本のバチカン・奈良県天理市
こんなことを聞かれたことがあります。
「天理教の本山は天理にあるの?」
その通りですが、ちょっと違います。
天理教の場合、本山という呼び方はしません。
(本山は仏教の用語です)
「本部」または「教会本部」と呼んでいます。
また「おぢば」という言い方をすることも多いです。
3つともほぼ同じ意味で使っています。
場所は奈良県天理市にあります。
「日本のバチカン」とも「日本最大の宗教都市」とよばれる奈良県天理市。
市内にはこんなところが何か所もあります。
天理市に行くには、
京都駅から、近鉄線の直通で1時間くらい。
奈良の東大寺から、車で30分くらいです。
【天理教教会本部までの行き方(電車・飛行機・車)】
https://www.tenrikyo.or.jp/jpn/access/
天理市にある天理教の教会本部には、信仰の有無にかかわらず誰でも中に入ることができます。
なんなら、他宗教の方でもOKです。
お越しの際はインフォメーションセンターに立ち寄ってみてください。
無料で神殿案内をお願いできます。手荷物も預かってくれます。
もちろん勧誘はありません。
【インフォメーションセンター】
https://www.tenrikyo.or.jp/jpn/guides/
インフォメーションセンターに寄らずに、勝手に入ることもできます。
そのときは、神殿中でハッピを着て立っているお兄ちゃんがいます。
「はじめて来たんだけど、どうすればいいですか?」と聞いてみてください。
親切に教えてくれます。
ちなみにそのお兄ちゃんたちのことを「境内掛(けいだいがかり)」と呼びます。
建物は神殿・教祖殿・祖霊殿の3つです。
この3つの建物が、回廊で全部繋がっていて、1周、約800mです。
東京ドームの1周とほぼ一緒です。
東礼拝場と西礼拝場はそれぞれ1000畳以上の畳が敷かれています。
南礼拝場と回廊は24時間、365日、自由に出入りできます。
拝観料はありません。無料です。
ぜひ一度、お立ち寄りください。
東京から行ってみたいという方は、相談してください。