天理教の太鼓

天理教といえば、やっぱり太鼓ですね。
教会に行ったことなくても、太鼓の音は聞いたことがあるっていう人、多いんじゃないでしょうか。
この太鼓、毎朝、毎夕に鳴りますからね。
ところで、15年近く前のことです。
まだ私の父がこの教会の教会長をやっていた時のことです。
近所に住む小学生の子どもをもつお母さんから、あることが原因で注意をされたことがあります。
その日は、私の両親がそろって奈良の天理に行っていました。
天理にある教会本部の月次祭に参拝するためです。
なので私と妻、子どもたちで留守番です。
そんなときでも毎日のお祈りは欠かせません。
※ 天理教では、お祈りのことを「おつとめ」と呼びます。
朝のおつとめは7時からです。
信者さんは来ませんので、基本的には家族だけでやります。
両親が不在のときは、私たち夫婦がメインでで朝のおつとめをします。
さて両親が不在だったその日、夫婦そろって寝坊してしまいました。
目が覚めたら、6時55分!
あと5分しかない...
いそいで準備しましたが、始まりが10分ほど遅れました。
で、その日の夕方、先ほどのお母さんから
「今朝、遅れたでしょ。もう朝の5分は大事なんだからぁ。」
言われてしまいました💦
時計代わりにされていたんですね。
その日以降、遅れそうになると、本当に焦るようになりました。
聞かれていると思うと、よけいに緊張しますね。
もうひとつ。
月日は流れて、こども食堂での出来事。
食事に来た幼稚園くらいの男の子が、太鼓を見て
「あの太鼓、毎日、聞いているよ」
えっ。。。
その子のお母さんに聞くと、隣のマンションに住んでいるとのこと。
やっぱり時計代わりだそうです。
まずいですね。。。聞かれてます。。。
いや、ぜんぜん、まずくはないんですけど。。。
おつとめ、寝坊できません。
ここの教会は、太鼓のすぐ近くまで寄って見ることができます。
教会に来た時にはじっくり見ていってください。
小さい子は、すこしだけ叩くこともできますよ。