天理教のおまじない

天理教には『おさづけ』という「おまじない」があります。
天理教を真面目に信仰している人が聞いたら
「尊い"おさづけの理"を、"まじない”とは何だっ!」
と、本気で怒られそうです。
でも天理教をあまり知らない人にとっては同じだと思うんです。
身内に怒られないように気をつけますので、しばらくお付き合いください。
さて、みなさんは子どもの頃「いたいの、いたいの、とんでいけ」をしてもらったことありますか?
小さいお子さんがいる方は、自分の子にしたことありますか?
お子さんがいない方でも、イメージはできると思います。
ところで、大人になってから「いたいの、いたいの、とんでいけ」をしてもらった人は、あんまりいないと思います。
(○○プレイとかメイド喫茶とかは別... すみません...)
天理教には『おさづけ』という「おまじない」があります。
これは言ってしまえば、おとな版の「いたいの、いたいの、とんでいけ」です。
子どもに、ばんそうこうを貼ってあげた後
「いたいの、いたいの、とんでいけ」をするのと同じように
手術を受けた人に『おさづけ』をします。
「もう大丈夫だよ」って安心してもらうためです。
手術前の人に『おさづけ』をすることもあります。
「きっと大丈夫だよ」って安心してもらうためです。
手術後の経過があまりよくない人にすることもあります。
「きっと良くなるよ」って安心してもらうためです。
正式には『おさづけを取り次ぐ』という言い方をします。
「おさづけ」を受けるのに天理教の信者かどうかは関係ありません。
もちろん「おさづけ」を受けたからといって、信者になる必要もありません。
興味のある方は、こちらからご連絡ください。
天理教の言葉
何も法が効くのやない。めんめんの心の誠真実が効くのやで。
ざっくりな意味
何もその方法がきくのではない。
各自の心にある誠、真実が効くのですよ。
ここで法(方法)と言っているのは「肥のさずけ」という肥料に対する「おさづけ」のことです。
(現在はありません)
「おさづけ」を取り次ぐ際には、祈りの言葉とともに手振りも行います。
(受ける方は合掌のみ)
この言葉や手振りによって、呪文や魔法のように効果が出るわけではありません。
そのときの心の在り方によって、神が働くという教えです。
実際、やる人によって、やり方が微妙に違ってたりするんですよ。
あと「おさづけ」は教内の立場や年齢、信仰の年限などは一切関係ありません。
70過ぎのエラい先生だから効く、でもなく、
10代の若者だから効かない、ということでもありません
どちらが取り次いでも同じものとされています。
まぁでも実際は皆さん、偉い先生から受けたいのが人情だったりします😅