天理教の教えにも、いろいろあります。

その中に「やさしい心になりなさい」という教えがあります。

ほぼ常識レベルのことですね。

ところで「やさしい心」ってどういうことでしょう？

よくよく考えると、少しモヤっとします。

「やさしい心」になるために「やさしい言葉」を使ってみるというはどうでしょうか。

でも、むかついた時は無理ですよね。

そんなときに「やさしい言葉」なんて思いつかないです。

だから

「とげのある言葉を使わないように気をつける」

そのくらいで良いんじゃないでしょうか。

「とげのある言葉」を使いながら「やさしい心」にはなれないですよね。

だから「とげのある言葉を使わない」

それだけで「やさしい心」に一歩近づくことができると思います。

カトリック教会の修道女だったマザーテレサ女史が有名な言葉を残しています。

 

思考に気をつけなさい。それはいつか言葉になるから。

言葉に気をつけなさい。それはいつか行動になるから。

行動に気をつけなさい。それはいつか習慣になるから。

習慣に気をつけなさい。それはいつか性格になるから。

性格に気をつけなさい。それはいつか運命になるから。

 

「とげのある言葉」を使わないだけで、あなたの運命も変わってくるはずです。

天理教の言葉

 

やさしい心になりなされや。

人を救けなされや。

癖、性分を取りなされや。

 

教祖が在世中に、信者の梅谷四郎兵衛という方に直接、言った言葉です。

この梅谷さん、もともと気の短い人でした。

そういう方に言った言葉です。

・やさしい心になりなさい

・人を助けなさい

・癖、性分を取りなさい

私個人の悟りですが、これは信仰していく順番じゃないかなと思います。

まずはやさしい心になること。

天理教に限らず、人として大事なことではないでしょうか。