天理教に入信する方法
そもそもこんな記事、需要ないと思うのですが...
気になりますか?
入信する方法、じつは決まった手続きがありません。
本当です。決まりがないんです。
だから、私にも、何年何月に入信しました、という日がありません。
キリスト教であれば、洗礼を受けた日になるのでしょう。
浄土真宗であれば護持費(寺費)を納めて、お寺の門徒台帳 に登録されると信者ということになるそうです。
数年前のことですが、うちに何度か来てた人から、
「入信するから、紙出して」って言われたことがあります。
私がなんのことかわからず聞き返すと
「入信するときに記入する用紙とかあるでしょ」って言われました。
ありません、そんなもの...
(追記:2023年11月21日)
当教会に来ている人の中で立場的に信者さんと呼んでいいかどうか分からない人が数名出てきました。
そこで当教会独自の所属規定を作りました。
所属や入信をお考えの方はこちらをお読みください。
ところで、天理教にも宗教的な講座や行事があります。
それをこのあたりまで受けてたら、ちゃんと信仰しているよね的な感じになります。
つまり、入信したかどうか、ハッキリしないんですね。
時間もかかるし。
そんな、時間がかかるような、まどろっこしいことはしたくない。
さっさと信仰していると認めてくれ、という酔狂な方には『修養科』をお勧めします。
『修養科』は3か月間、天理で共同生活をしながら、教えを学びます。
みなさんが想像する修行っぽいことはしません。座禅も滝行もありません。
そのかわり、よく掃除します。
また、その期間で、普通は1年以上かかる「おさづけの理」という特別なお祈りをできるようになります。
費用は食住込みで3か月、だいたい15万円です。
信仰してない方が修養科を受講するには、最寄りの教会を通して願書を出します。
もちろん、うちでも対応できます
ですが、いきなり来て「修養科に行きたい」と言われても、120%怪しみます。
そして、全力でお断ります。
(他の教会は知りませんが。。。)
信仰を理解するのも、入信するのも、ゆっくりでいいんですよ。
コスパは悪いですよ。
今の社会は、手軽に、短期間で結果が出るものを求められています。
だからこそ、ゆっくり時間をかけて身についていくものを大事にしたいなと思います。
うちに来たら、まずは参拝の仕方を覚えてください。
そして年に何回か、信仰の話を聞きに来てください。
入信するには、それだけです。