教会長のほぼ週刊ブログ

日にち薬

「日にち薬」って聞いたことありますか?

 

どんなにつらいことや悲しいことがあっても、月日が経てば楽になる、時間が癒してくれる、そんな意味です。

調べてみると関西のほうで主に使われているみたいで、関東の人にはあまり馴染みがないかもしれません。

 

「時薬」とも言うそうです。

 

私も、5年くらい前に知った言葉です。

日常ではほとんど使ったことはありません。

 

でも、月日が経てば楽になる、時間が癒してくれる、そういう話は聞いたことありませんか。

英語のことわざにも、似たような言葉があるようです。

 

 

Time cures all things.

時間がすべてを癒してくれる

 

 

 

ところが、数年前、アメリカの研究でそうでもないことが明らかになったそうです。

 

「時間は心の傷を癒さない」、米研究で明らかに

 

記事の一部を引用します。

 

 

米心理科学会誌「Perspectives of Psychological Science」(心理科学の視点)に掲載された最新の研究結果によると、時間が人を癒す効果はないことが確認された。

 

アリゾナ州立大学の研究チームによれば、一般的に人には、それほどの自然治癒力はない。

 

研究によれば、人生にストレスをもたらす要因は健康状態を大幅に悪化させることがあり、その状態は数年にわたって続くこともあり得る。

 

 

 

なんとなく、時間が経てば気持ちが楽になると信じていた自分としてはちょっと意外というか驚きを感じました。

 

しかし、いままで相談にのってきた人の中に、なかなか立ち直れない人がいたのも事実です。

 

その人のことを思えば、納得する部分もあります。

 

この記事にはそれに対するために方法も掲載されています。

 

 

 

生まれつき強い精神力を持っている人はいない。

だが、精神力を強化できる能力は、誰にでもある。

体力と同様に、強化するための練習方法もある。

 

自分はどんなことに感謝の気持ちを持てるのか考えたり、自分自身を慈しむ訓練をしたりするといった健康的な習慣を身につけることは、長期的には精神的な強さを高めることになる。

 

精神力を高めることは、心の傷を癒すあなたの能力を高めることになるのだ。

 

 

感謝したり、自分自身をいつくしむという行いは、天理教に限らず宗教がずっと当たり前のように説いてきたことです。

 

きっと、「日にち薬」はただ単に時間を過ごすだけでは効果がないと言うことですね。

 

 

天理教の言葉

 

感謝・慎み・たすけあい

 

これは15年くらい前から天理教が使っているスローガンです。

もちろん、この言葉が天理教の教えのすべてを表現しているわけではありません。

 

でも、この言葉が自然と身につくことで、過ぎていく時間が良い「日にち薬」となるのかもしれません。

 

 

 

  

 

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