教会長のほぼ週刊ブログ

お布施はいくらですか?

こんにちは。教会長の倉橋です。

教会に来たら「会長さん」と呼んでもらえると反応しやすいです。


「お布施はいくらですか?」

 

まず、天理教の場合「お布施」ではなく「 御供 おそなえ 」と呼んでいます。

お布施は仏教、献金はキリスト教で多く使われるイメージですね。

 

ところで、地鎮祭やお祓い、葬儀などをするときに「いくらぐらいですか?」って聞かれることがあります。

この質問、答えるの難しいんです。

 

他にも、教会に参拝や相談に来た人に聞かれたこともありますね。

 

みなさん、相場が気になるんだと思います。

私も気になります😁

 

でも、物販と違って「定価」は決まっていないんです。

他の宗教でも、神事や仏事に関して定価いくらというところは少ないと思います。

 

ちなみに定価が決まっている物販にはこんなのがあります。

  • お守り
  • おみくじ
  • 御朱印

このあたりは宗教行為として非課税扱いです。

※ 天理教には、おみくじ、御朱印はありません

 

ちょっと話はそれますが、課税される事業もあります。

例を挙げると、こんな感じですね。

  • 絵葉書やカレンダーの販売
  • 霊園事業
  • 駐車場事業

あまり知られてないませんが、こういう事業の場合は、宗教法人でも税金を納めているんです。

 

話を戻すと、物販と違って、宗教行事そのものには「定価」ってなかなか決められないんですね。

基本的に寄付に近い性格だからかもしれません。

 

「定価」を決めていないので

御供 おそなえ はいくらですか?」と聞かれたときにいつも答えにくいんです。

 

お金の話はなかなか難しいですね。

 

 

天理教の言葉

 

 

お守り

 

 

天理教にも お守り あります。

でもお寺や神社と違って、近くの教会に行っても手に入りません。

奈良県天理市にある天理教の教会本部まで行く必要があります。

しかも、本人が行かないともらえません。

代理が許されるのは、15歳未満の親の場合だけです。

さらに、定価がありません。

願書 と 御供 おそなえ を出して、受けとります。

しかも生涯に1度しかもらえません。

 

天理教のお守りは売りものじゃない

「定価」がないというのは、こういうことでもあるんですね。

 

 

 

  

 

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