こんにちは。教会長の倉橋です。
教会に来たら「会長さん」と呼んでくれると嬉しいです😀
天理教の聖地がある、奈良県天理市。
この「天理市」という市名は、天理教の本部があったから「天理市」と名付けられたんです。
昭和29年に、6つの町や村が合併して「天理市」になりました。
6つの町や村のうちどこか一つ名前を市名にすると揉めるからという理由で、天理教に行政側から「天理市」にしたいと打診されたんです。
当初、天理教は「天理市」が市名に採用されることを反対していました。
天理教としては「山辺市」を推薦していたそうです。
反対した理由は、天理市内で問題が起きると、それが天理教のイメージに影響するからと言われています。
決定した経緯は不明ですが、結局、昭和29年に「天理市」が採用されました。
その後も、昭和51年に天理教の信者さんが、「天理市」を「山辺市」に変更するよう訴えを起こしたこともあります。
どれだけ、あきらめが悪いんでしょうねw
現在、宗教団体の名前が市名に採用されている国内唯一の市です。
また、特定団体まで含めると、トヨタ自動車の豊田市があります。
町名となるとたくさんあるんですけどね。
市名はこの2か所だけです。
まぁ、だからなんだ、というところですが、せっかく 1ヶ月間も天理にいる ので、由来を書いておこうかなと思った程度です。
おぢばがえり
天理に行くことを意味する言葉です。
天理教では聖地を『ぢば』と呼びます。
普段は丁寧語の「お」を付けて『おぢば』と呼んでいます。
天理教では聖地『ぢば』を人類創造の地とし、人間全体のふるさとと考えます。
人間のふるさとに行くのだから、行くことを「帰る」と表現します。
つまり
天理に行く
↓
おぢばに行く
↓
おぢばに帰る
↓
おぢばがえり
となります。